事故内容は、左折巻き込み。
走る車の左側をバイクですり抜けようとしたところ
突然ウィンカーを出した車に左ハンドルを切られ
そのまま車道と沿道の間に立っていたポールにバイクが正面から激突。
私は前方に吹っ飛びまして、地面に体を打ちつけられました。

アスファルトで顎をこすられて、焼けるように熱い顔
地面に這いつくばった状態で、体はまったく動かず
左腕と右足がズキンズキンと痛む
ショックのせいか、呼吸がうまくできずに焦る

・・死ぬかと思いました。

そのまま倒れていたら、人が集まってきて
救急車を呼んでくれている声が聞こえます。
ヘルメットを脱がせてもらい、どこが痛いか聞かれ
顔がもの凄く痛かったので、かお、かおと連呼しました。
（後で見ると顔の傷はそんなにひどくなかった）
どうも右足から結構流血していたらしいのですが、
痛すぎて麻痺してたのかな。顔の方が痛く感じた。

救急車を待つ間（地面に這いつくばりながら）
倒れている私のバイクを遠目に見ると
ミラーが折れて横倒しになったかわいそうなＧＴが。
あああああ。まだひと月ちょいしか乗っていないのに。
なんてかわいそうな姿に。

その後救急車が来て近くの外科医に運ばれて
裂傷の手術、擦り傷の手当て、ＣＴ、レントゲンと
次から次へと処置をして頂きました。

怪我の状態は、
右足の中指骨折（第二間接にひび）
右足首裂傷（皮膚が裂けて7針縫う）
が大きなところで、
あとは全身のいたるところに打ち身、擦り傷があります。
落ちた時に肩をぶつけたみたいで、
左腕がまだ肩より上にあがりません。

松葉杖の生活は超不便すね〜。
バリアフリーの大切さを思い知りました（笑）
今、左足で全体重を支えるような感じなので
ひと月後には左足だけマッチョになってそうですよ？
ああ、全治は医者には2ヶ月と言われました。
でももうそんなに痛みが無いので、安静にしていれば
1ヶ月ちょいくらいで松葉杖は無くなるのではと
予想しています。（楽観しすぎ？）

初めての事故、初めての骨折。
いろいろ怖い思いをしましたが
とにかく命があってよかったよ〜。
まだまだ生きろという事ですね。

不思議だったのが、
この事故の直前（2、3分前）に、信号待ちをしている時
警官が寄ってきてチラシを渡され
「昨日この辺で死亡事故があったので気をつけてくださーい」
と言われたんですが
そのすぐ後に、自分が吹っ飛んでるという…。
すごいタイミング。何かの暗示だったんでしょうか？
こういうのは、ふーん。くらいで聞いてちゃいけないと思った。

あともうひとつ、事故にあった後
半年以上連絡をとってなかった友人から電話がかかってきた。
特に用事も無く。
「元気かなーと思ってー」といわれて
「いやー元気っちゃ元気だけど、事故リました」と答える。
事故ったことはまったく知らなかったらしい。
それが立て続けに昨日、一昨日と、別々に二人。
しかも一人は、前日に私が出てくる夢を見たらしい。
これが、虫の知らせというやつでしょうか。

こんな事、あるもんなんだね。
ふしぎ。おもしろい。